着物もオシャレは我慢
霜焼けを我慢するのも、オシャレな着物を染めるためだと受け止める、カラーズ京都の長瀬澄人です。
さすがに12月後半になると、寒さが厳しいですね。
カラーズのアトリエは、床がコンクリートな上、換気しなくてはいけない作業もありますので、暖房をつけない時間も多く、自然と寒さに対しての耐性が身につきます。
そのおかげか、着物を着るときには寒さで困ることはあまりなく、どちらかと言えば、足の指が霜焼けになることの方が辛いですね。
草履の鼻緒に締められて余計に痛痒いことになるのですが、それも春には治るから平気だと、毎年のように開き直るのがこの時期です。
世の中がどんどん便利になっていくことに、頑張ってついて行こうと思う一方、霜焼けなんて昔からあるアナログなことに困らされることが、なんだか逆に安心感を得られるような気分になるから不思議です。
着物を着るという行為も、昔ながらのことを楽しむという意味で、他には替えられないものがあります。
私自身は、単純に着物の着心地や、それ以前の染めるところからも着物を楽しんでいますが、着物を着ていると少し特別に扱ってもらえたり、現代でも着物文化を大切にしようとする自分を肯定できたりと、やっぱり着物は心の充足をもたらしてくれるものだと実感します。
寒い季節ほど、その有り難みが身にしみるように思いますけど、その楽しみを享受する代償は、毎年必ずなる霜焼けですね。(笑)
ですが、それも着物を楽しむための醍醐味だと考え、痩せ我慢して過ごしたいと思います。
さて、そんな我慢の連続の上で作られているカラーズ京都の着物ですが、12月と1月は、どんな色でご注文いただいてもキャンペーン対象になります。
着物か帯のご注文で、帯揚げのプレゼント。
2点同時にご注文で、プレゼントに加えて10%OFFになります。
ぜひご利用ください。