新時代らしくて、でも落ち着きもある着物を作りたい

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新時代らしくて、でも落ち着きもある着物を作りたい

On 4月 5, 2019, Posted by , in 新着情報, With No Comments

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平成にありがとうと言いたい、カラーズ京都の長瀬澄人です。

 

新元号の令和は、とても素敵な響きで、まさに新しい時代に突入してゆくことを感じさせられますね。

ですが個人的には、残り僅かな平成時代にありがとうと、感謝の気持ちで過ごすことが大切に思います。

 

子どもから大人に成長し、喜びや挫折など、いろいろなことを経験し、今の自分を形成してきたのは、まさに平成の時代でした。

また、どんどん便利な世の中になる一方で、アナログ感ある、古き良きものが、多く淘汰されていった事実もあります。

平成の30年間、着物の生産量は、減少の一途でしたので、着物も、その一つと言える面があるかと思います。

 

しかしそれでも、着物がゼロになったわけではありません。

着物を作る仕事に、誇りや希望を見出すことになった、この平成の時代に、改めて感謝したいと思います。

 

そしてこれから先、令和の時代には、着物は日本人にとって、どんな位置付けになってゆくのでしょうか。

また、どんな着物が必要とされてゆくのでしょうか。

カラーズ京都は、永く続いてきた着物文化の、守るべき部分と、変化して然るべき部分との、バランスをとりながら、お洒落な着物を作り続けたいと考えています。

 

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さて、前置きがとても長くなりましたが、4月の新作は、爽やかなレモンイエローの付下げです。

商品詳細ページは→こちら

 

肩から膝にかけては明るい黄色、裾から膝にはシルバーグレーで落ち着きを加えています。

ポイントとなる上前の膝には、京繍と呼ばれる手刺繍で艶を加え、格も高めています。。

袋帯を合わせてのフォーマルシーンはもちろん、名古屋帯でやや砕けたカジュアルシーンのお洒落着としての着用も可能な、リラクシングフォーマルな着物です。

「色無地では、何だか味気ないし…」とお考えの方や、

「柄が派手過ぎるのは必要ないし…」という方、

「若く見えるけど、子どもっぽくない、上品なのが着たいし…」
などなど、お考えの方にピッタリです。

 

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色の感覚は新しいけれど、古き良き伝統ある、京都のハンドメイドで染めた着物ですので、品質の良さもお約束いたします。

もちろんお客様に合わせたお仕立てになりますので、サイズや八掛などの細かな打ち合わせの後、約2〜3ヶ月後にお届けとなります。

京都近郊の方は、ぜひ実物を見ていただきたいですし、そうでない方は、お電話やメールにてお問い合わせいくださいませ。
お待ちしております。

 

 

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