年始の挨拶と伝統美
あけましておめでとうございます。
西暦2020年になりました。
幼少期だった昭和の感覚からすれば、とても未来感覚のある数字だと実感しますね。
そんな遠い未来だと思っていた2020年代は、平成期を懸命に生きてきたら、気が付けばやってきていたというものでした。
この30年の間、日本は不況続きに加えて災害も多かったとはいえ、テクノロジーや、インフラなどの面では進歩を遂げたと思います。
その反面、着物の産業が衰退してゆく速度は、さらに速まったと言えます。
そうなってしまった原因は、ひとまず置いておいて、今後もさらに着物は「特殊なもの化」する傾向があるかと思いますが、私個人的には、それを危惧する部分と、もう一方でそれも楽しみな気持ちもあります。
というのは、人間には新しい技術による利便性を追求する気持ちと、その反対に古くから存在する伝統美が継続して欲しい気持ちの、二面性があると思うからです。
私の仕事は、着物が持つ伝統美とは、具体的にどんな風なものかを、自分の美意識の中から実際に作り出して表現し、提供することです。
真面目にカッコ良く言えば、こんな感じになるでしょうか。(笑)
ともかく、そんなカラーズ京都の着物が着たいと思っていただけたのであれば、ぜひご連絡くださいませ。
今すぐにという訳ではないけれど、近いうちにとお考えいただけるのも嬉しく思います。
そして、ビジネス案件のご連絡も、いつでもお待ちしてますので、ぜひお声掛けください。
本年も、カラーズ京都をどうぞよろしくお願いいたします。